ライドの記録

自転車の聖地「しまなみ海道」

ロードバイクを購入してから半年あまり、いろいろなところに行ってきました。全然ブログで紹介できていなかったので、これから何回かに分けて記事を書いていくことにします。

まずは自転車の聖地「しまなみ海道」から紹介します。しまなみ海道は、尾道と今治を結ぶ、全長約70kmの道路です。瀬戸内の島々を橋で結んでいるのですが、この橋を自転車で渡ることができるため、サイクリングロードとして人気を集めています。サイクリングロードにはブルーのラインが引かれ、サイクルラックを備えたお店も多く、レスキューサービスも用意されているなど、至れり尽くせりです。そんなサイクリスト憧れの地、しまなみ海道に行ってきました。

しまなみ海道へのアクセスは様々ありますが、今回はフェリーを使いました。大阪南港と四国東予港を結ぶ、オレンジフェリーです。大阪南港を22:00に出港し、東予港に6:00に到着するので、移動と前泊をまとめて済ませることができて大変効率的です。また、南港と東予港にはサイクルステーションが用意されていて、サイクルスタンドとエアポンプが備え付けられており、輪行袋なら自転車も手荷物扱いで無料と、サイクリストに優しいフェリーです。二等寝台と朝食が付いて6000円のサイクリスト向けプランもあり、まさにしまなみ海道にぴったりです。

さっそくやってきました、夜の南港フェリーターミナルです。フェリーには20:00から乗船できます。船内には食堂や浴場があるので、出港までの間をゆっくり過ごすことができます。

テレビや自動販売機、ソファなどもあって、ちょっとしたホテルのようですね。グループなら話も尽きず、楽しく過ごせると思います。私の場合はぼっちですが。

この日は輪行のお客さんが多く、輪行袋が収納しきれなかったため、空いていた二等室の一室に輪行袋を収納してもらえました。下船まで施錠されるとのこと。

二等寝台は一室で8名の定員です。二段ベッドになっていて、私の指定は下段でした。特にすることもないので、お風呂に入ってさっさと寝てしまいます。大きなフェリーで、かつ内航船ということもあって振動はほとんどありません。エンジン音がうるさいので、気になる人は耳栓を持っていくと良いです。

朝食は和定食でした。コーヒーも付いています。タイミングによっては、バイキングの場合もあるそうです。

これがフェリーです。南港では真っ暗でよく分かりませんでしたが、巨大ですね。

さて、東予港からしまなみ海道の起点である今治までは、少し距離があります。壬生川駅までなら輪行袋で利用できる連絡バスがありますが、今治までのバスは輪行袋が持ち込めません。というわけで自走で移動することにします。輪行の解除に手間取ったものの、8:00には今治に到着できました。順調な滑り出しです。

これがブルーラインです。このラインが尾道までつながっていると思うと、不思議な気分ですね。

今治から最初の橋「来島海峡大橋」を通ります。橋の上は、見晴らしが良いですね。

伯方島の道の駅で塩ソフト。

サイクリングロードのあちこちにある、人形のサイクルラックです。

おなじみ、サイクリストの聖地の石碑です。

アニメ「ろんぐらいだぁす!」でも登場した、しまなみ海道サイクリングロードの石碑も近くにあります。

大山祇神社に寄り道しました。ヘルメットに付けるお守りがある神社ですね。

歴史を感じさせる大樹です。

有名なお食事処「大漁」でうにといくらの丼をいただきました。いつも行列ができる人気店ですが、この日もすごい行列でした。

生口島のドルチェでジェラートです。

因島でははっさく屋ではっさく大福といちご大福をいただきました。売り切れていなくて良かったです。

向島からフェリーで尾道に渡って、しまなみ海道の終点に無事到着しました。

新尾道まで自走して、新幹線で輪行して帰りました。

東予港から新尾道まで、大三島で寄り道して120kmほど。ブルーラインのおかげで迷う心配がありませんし、瀬戸内の多島海はきれいですし、グルメもスイーツもおいしいし、さすがサイクリストの聖地と呼ばれるだけのことはありました。フェリーを使えば、金曜の夜に出発して土曜日の一日中でライドを楽しんだ後、日曜日にゆっくり休養する、なんてプランも立てられるので、気軽に何度でも挑戦できそうです。ぜひ、また来たいですね。今回は今治からでしたが、尾道スタートも試してみたいです。まだ行ってないスポットもたくさんありますし、次回が楽しみです。

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