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VAIOの終焉

ソニーがVAIOを含むPC事業を売却することを発表しました。

Sony Japan | ニュースリリース | 「PC事業及びテレビ事業の変革について」

2014年3月末までに事業譲渡の契約締結を目指すということです。ソニーのブランド力をもってしても、PCの製造販売は事業として成立させられなかった、ということでしょう。今後のVAIOが低価格路線に進むのか、高付加価値路線に進むのか、はたまた現状のまま費用を削減して採算に乗せるのかは分かりません。生まれ変わるVAIOに購入する価値があるかどうかを見極めてから、考えます。

私がかつて購入したVAIOはこんなかんじです。結構たくさん購入していますね。これまで応援してきただけに、残念です。振り返ってみると、斬新なコンセプトに部品の性能がついていかず、全体的な使い勝手が悪く今ひとつだった製品が目立ちますね。よく比較されるAppleも、初代のMacBook Airなど足回りがついていってない製品がありますが、あちらは二代目で着実に改善されてましたね。詰めの甘さがソニーらしいのですが、消費者にそこまでつきあう余裕がなくなっているのでしょう。

「PCG-505EX」記念すべき初めてのVAIOです。

「PCG-N505EL」MMX Pentiumの性能に不満が出てきたので、買い替え。

「PCV-RX63」デスクトップもVAIOにしました。テレビ録画機能が新しかったですね。

「PCG-U1」コンパクトで斬新なスタイル。これぞVAIOという製品でしたが、性能がついていきませんでしたね。

「PCG-C1VJ」新しい省電力CPUクルーソーを採用。カメラ搭載や省電力など、時代を先取りしていました。こちらも性能的にいまひとつで、理想と現実のすりあわせがうまくいかなかったように思います。

「PCG-Z505CR」ちょっと大きめで性能を重視したモデル。この頃は性能が欲しかったので、大きさに目をつぶったのでした。

「PCG-U101」小型モデルの買い替え。こちらも性能的に今ひとつだった記憶があります。

「PCV-RZ52」録画PCの買い換えです。この頃になると、専用のHDDレコーダーが幅をきかせるようになってきました。デジタル放送とあわせて、録画モデルの魅力がどんどんと無くなっていったのが悲しかったですね。

「VGN-UX90PS」SSD採用の小型モデルでワンセグ搭載です。こちらも時代を先取りしていましたね。先取りしすぎて性能がついていっていないのは相変わらずですが。

「VGX-TP1VS」おひつと揶揄された円柱状のモデルです。HDMIでTVと接続してモニタにするというコンセプトでした。別に地デジチューナーもラインナップされていました。WA1、HS1、CP1とあわせて、一代限りに終わってしまいましたけどね。残念でした。

「VGN-P90HS」ポケットに入るという触れ込みを揶揄されていたモデルです。Atom採用で省電力を追求したのですが、こちらも性能不足でした。

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