無線LAN対応の据え置き型スピーカーです。
ソニーのSRSシリーズです。このシリーズは個人的なお気に入りで、SRS-HG1やSRS-X88などを愛用しています。SRS-ZR7はとある用途で必要になり、少し以前に購入したものの紹介していなかったことを思い出してのエントリーです。
発売は2016年なので流通しているものは中古品のみです。こちらは状態のよい品をたまたま入手できたものです。最近はこのシリーズで新機種が出なくなって久しいので、少し残念。
当然のようにハイレゾ対応です。私はあまりハイレゾ音源を持っていませんが、性能が高い分には問題なし。
天面の操作系は右奥に集中しています。電源ボタンのみが物理ボタンで、入力切り替えと音量調整はタッチセンサーになっています。
背面端子は充実しています。背面左側には電源とオーディオ入力、それにUSB-Aが配置されています。据置のため、コンパクトながら大容量のACアダプターで駆動します。USB-AはウォークマンやUSBメモリ用ですね。
背面右側には操作ボタンと有線LAN、HDMI、USB-Aホスト側が配置されています。HDMIはARC対応で、TVの音声を本機から出力できます。TV台に取り付けるためのネジ穴が開いていて、TVと一緒に使って欲しい意図を感じます。私の場合も、TV音声の高音質化が目的の一つでした。
SRSシリーズ恒例の、フロントグリル取り外し機構は健在です。マグネットで固定されているので、簡単に取り外しできます。フロントグリルを外した方がダイレクト感がある音になりますね。ただ、スピーカー保護のためにはフロントグリルがあった方がよいので、普段使いはフロントグリルありで使っています。
多様な音声を入力していい音で聴かせてくれるすてきなスピーカーです。後継機が出ないのが残念。ZR7, X88と揃えたので、X99やX9の状態がよい中古品があったら検討してみたいと思います。
