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ニコンとのお別れ

思い切って、ニコンFマウントの機材を手放すことにしました。レンズ交換式カメラはソニーEマウントに一本化します。

ニコンとキヤノンからフルサイズミラーレスカメラが発表されてから、手放すことを検討していました。

ニコンとキヤノンのフルサイズミラーレスカメラ発表を受けて考える二大カメラメーカーのニコンとキヤノンから相次いで新しいカメラが発表されました。いずれもミラーボックスがないボディにフルサイズセンサーを搭...

あれから4ヶ月、Nikon ZとEOS Rが市場に出回り好評を博しています。いまは少ないレンズラインナップも拡充する予定ですし、主力はレフ機からミラーレスに移っていくのは明白です。ここ数ヶ月のレフ機の稼働状況を考えて、このタイミングで手放すことにしました。

ニコンとのお付き合いを振り返ってみると、2004年にD70を購入してから15年が過ぎていました。Exifデータによると、Tamronの28-300mmを付けて使っていたようです。

当時はフルサイズとAPS-Cの違いもよく分かっていませんでした。今から考えてみると広角端が換算42mm始まりなので窮屈なはずなのですが、換算50mm付近の標準域を使って初めての一眼レフを楽しんでいる様子が撮影した写真から感じられて感慨深いです。

D70の後は、D90, D7000, D7100とAPS-CサイズのDXフォーマットを渡り歩きました。レンズはDX専用の18-200mmとDX専用の35mm f/1.8ですね。D7100時代には18-300mm f/3.5-6.3を購入したものの、すでにNEXやαを使うことの方が多くなっていました。

最終的にはD810とD500の2台体制になりました。私は鳥や飛行機を撮影しないので、D500の出番は少なかったですね。D810も普段使いではα7に出番を奪われがちでした。大きいと、それだけ持ち出すために気合いが必要ですからね。

OVFの見え味や起動の速さ、それにバッテリーの持ちなどレフ機の利点はたくさんあります。世代を重ねて熟成されたメカニカル機構やレンズラインナップの豊富さも魅力です。

ただ、重さと大きさだけはいかんともしがたいですね。ロードバイクのお供にはレフ機の堅牢さが活きてくることもあるので、一部を手元に残そうかとも考えましたが、この状況だと死蔵するだけになってしまいそうで、残すのはやめました。レンズを残しつつNikon Zとマウントアダプターを購入する手もありましたが、引き続きマウント2種類を維持するのはお財布に優しくありませんし、どちらもミラーレスなら2種類のマウントにも意味が少なくボツ。

軽量なD750にTamronの28-300mmを組み合わせてロードバイク用にしようかとも考えたのですが、本体重量がD750の840gに対してα7 IIIが650gと200g近い重量差があるので躊躇します。α7 IIIには高倍率ズームがソニーの24-240mmしか選べないのが難点ですが、そのうちTamronがEマウント用の28-300mmをリリースするでしょう。それまでロードバイクのお供にはα7 IIIと24-105mm F4を連れて行くことにします。

何かの機会でレフ機あるいはニコンを導入することもあるかもしれませんが、しばらくはEマウント一筋で写真撮影に向き合ってみようと思います。

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