ニコンとキヤノンのフルサイズミラーレスカメラ発表を受けて考える

二大カメラメーカーのニコンとキヤノンから相次いで新しいカメラが発表されました。いずれもミラーボックスがないボディにフルサイズセンサーを搭載し、新しいレンズマウントシステムに対応したカメラです。いわゆるフルサイズミラーレスですね。

両社とも新マウント立ち上げということで、本気度が伝わってきます。一方で、レフ機は緩やかにフェードアウトしていくと思われます。まさにカメラ史の転換点に立ち会っていると思うと、興奮しますね。

ニコンFマウントとソニーEマウントの両刀遣いとしては、このタイミングで身の振り方を考えるべきなのですが、悩ましいですね。手持ちのレフ機とFマウントレンズを棚卸しして、あれこれ考えてみました。

レフ機ボディ

D810

A6K12170 DxO

レフ規模ディの筆頭がD810です。D800からの高画素を受け継ぎつつ、シャッターユニットやAFモジュールの刷新で手堅くまとまったフルサイズセンサー搭載レフ機です。すでに後継機となるD850がリリースされていますが、今でも現役の性能と使い勝手を誇ります。全く不満はありませんが、グリップだけはD750やD500で採用されたモノコックボディによる深いグリップがうらやましいですね。

D500

A6K12171 DxO

次がD500です。ニコンDXフォーマット、いわゆるAPS-Cサイズのセンサーを搭載し、上位機種譲りの高性能AFモジュールと高速連写が可能なカメラです。Bluetoothによるスマートフォン接続「SnapBridge」やNFC搭載など、ガジェットとしても面白いです。また、グリップも深く持ちやすいので、スポーツ撮影にぴったりです。

高性能と引き換えに、D810とほぼ同サイズ・重量でごついカメラになっています。私が鳥やスポーツなどの動体撮影をあまりしないので、ちょっともてあましてしまっていますね。出番があるのは運動会くらいでしょうか。

Fマウントレンズ

A6K12161 DxO

手持ちのFマウントレンズです。フルサイズが4本、DXが2本の合計6本でした。意外と少なかったです。ちなみにEマウントではフルサイズが7本、APS-Cが13本でした。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

A6K12162 DxO

言わずと知れた大三元の一角、標準ズームです。高画質、高速なフォーカス、強力な手ブレ補正と隙のないスペック。長くて重いのが玉に瑕ですね。D810と組み合わせると、文句ない画をたたき出してくれます。α7R IIと24-70 GMの組み合わせとの比較が気になるところです。

AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR

A6K12163 DxO

DXフォーマット対応の標準ズームレンズです。D500のキットレンズですね。35mm換算で24mm-120mmと望遠側が長くて使い勝手のよいズームレンジです。ナノクリスタルコートで画質もばつぐんだ。

ただ、画質を求めるときはD810やα7R IIを持ち出すことが多く、APS-Cならα6300と16-70の組み合わせが小型軽量なので、実際に使うことは少ないです。ボディ単体でよかったかも、と若干後悔。

AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR

A6K12164 DxO

DXフォーマット対応の高倍率ズームレンズです。一本で幅広い焦点距離に対応できるのは便利です。日常スナップや旅行だと、120mmより望遠がどうしても欲しくなることはまれで、APS-CのボディがD500と大きめなこともあって、最近は出番が少ないです。

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G

A6K12165 DxO

標準ど真ん中の単焦点レンズです。F1.8のおかげで手ごろな価格なので、とりあえず買ってみた、というところです。D810をどうしても使いたい場合を除いて、α7にZeiss 55mmを組み合わせることが多いので、出番が少ないです。

Carl Zeiss Planar T* 1,4/50

A6K12166 DxO

伝統的なレンズ構成のMF標準レンズです。MFとカールツァイスに憧れて購入。レフ機でMFは厳しかった。

SIGMA Art 35mm F1.4 DG HSM

A6K12167 DxO

シグマの高画質アートラインから、35mm単焦点レンズです。D810と組み合わせて使っています。好みの描写をしてくれるレンズなので、使いたいとは思いつつ、大きさと重さと単焦点に負けてα7と24-105を使うことが多いです。

さて、これからどうするか

三大カメラメーカーたるニコン、キヤノン、ソニーがフルサイズミラーレスを用意した今、時代の趨勢はミラーレスに傾いています。レフ機も当面は続きますが、いずれ現在のフィルムカメラのような位置づけになるはず。それを前提に、身の振り方を考えてみました。

  1. 現状維持
  2. Zマウント機を買い足す
  3. ソニーEマウントに一本化する

現状に特に不満はないので、現状維持でも問題なさそうです。ただ、レフ機とFマウントレンズの稼働率が低いのが気になるところです。かといって、Zマウント機を買い足したところで稼働率があがる要素は少なそう。そもそもマウント二種類を維持するのは、経済的にも時間的にも難しいですね。なにせ身体は一つしかないので、同時に使えるカメラはせいぜい1台なわけです。となると、一本化が有力になってきます。

ニコンのレフ機はD70の頃から10年以上使っていて愛着があって手放すのもさみしいですが、限りある資源(時間・お金)を有効活用するためには仕方なし。D5600のような小型のレフ機を買い直すことも考えましたが、D500の下取り価格との価格差が小さいため、それならD500を残すわ!!という考えになってしまいます。いさぎよくレフ機を手放すのがよいでしょうね。

ソニーのEマウントは外径が46mmと小さめで、ニコンZマウントやキヤノンRFマウントに比べて光学設計の自由度が引くそうなのが不安ですが、F1.2のような明るいレンズには価格的に手が出せないので問題ないはず。いますぐではありませんが、いずれ思い切ってEマウントに一本化しますかね。

一本化の際は、シグマの35mm F1.4はマウント交換サービスでEマウントに交換して、残りのボディとレンズは下取りですね。Eマウントでも大三元に手を出すかどうかは、じっくり考えるとしましょう。タムロンの28-75 F2.8も評判よさそうですし。

しばらくは使い納めということで、Fマウントレンズをガンガン使っていきたいと思います。

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