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出荷価格改定を機会にフルサイズEマウントボディを考える

ソニーから出荷価格改定に関するお知らせが出ました。最近各所で相次いでいる、いわゆる値上げのお知らせです。

一部製品の出荷価格改定に関するお知らせ | ソニー

今年の3月にも価格改定がありましたが、デジタルカメラ製品ではα7Cやα6400が該当していたくらいで影響は少なかったです。今回の価格改定はα7 IIIやα7 IVといった売れ筋のフルサイズEマウントボディや、多数のEマウント交換レンズが対象になっていて、3月の価格改定よりも私にとっての影響は大きそうです。

価格改定があるからと言って駆け込みで購入すると不要なものを購入してしまうことになりかねませんが、いずれ購入するなら価格改定前が望ましいでしょう。ここらで立ち止まって、特にフルサイズのEマウントボディをどうするか考えてみました。

手元にあるフルサイズEマウントボディはα7R II、α7 III、α7Cの3台です。世代が異なるものの、高画素、ベーシック、コンパクトと性格が違っていて棲み分けはできています。利用用途としては、自転車でのツーリングや車・飛行機・鉄道などで旅行する際の風景・人物撮影が主です。動きモノ、飛びモノには興味あるものの挑戦に至らず、次に挑戦するとしたら飛行機かな、と言ったところです。

今回の価格改定をきっかけに考えるなら、まずはベーシックモデルのα7 IVですね。第三世代のα7 IIIと比べると、センサー有効画素数、瞳AFを含むAFシステム、EVFや背面液晶の画素数、連続撮影枚数などが順当に性能向上しています。動画関係の性能・機能もしっかりと向上しているのが最近の流行にぴったり。しかし、私の使い道だとα7 IIIで十分に満足なんですよね。もちろん細かい使い勝手や性能の違いは使い込めば分かるとは思いますが、買うかというと即答しかねます。最近は自転車でのツーリングに持ち出すこともあり、扱いがラフになっているので、新しいボディよりも既にいくつか傷を作ってしまったα7 IIIの方が気兼ねなく持ち出せる、という事情もあります。自然や風景は一期一会、撮影したいときにカメラを持っていないと撮影できませんからね。自転車ツーリングでも気兼ねなく持ち出してラフに使えるのは利点です。風景ならAF性能もあまり関係ありませんし。

次に考えるとしたら、高画素モデルのα7R IIです。ところがこちらもそれほど不満がなかったりします。4320万画素の高画素センサーは未だ健在で高精細な描写をしてくれます。メニューやAFシステムはさすがに古さを感じさせますが、風景撮影ならさほど足枷にはならず。第二世代ということでバッテリーが旧型のNP-FW50で稼働時間が今ひとつではありますが、NP-FW50は現役だった期間が長いため手元にいくつか予備があるので、交換して使えば稼働時間の問題も少ないです。特に車での旅行でしたら、荷物の容量やバッテリー交換の時間に余裕があるので、ほぼ問題はなし。

ちなみにコンパクトのα7Cは、全然使いこめていないので考える以前の問題ですwww

そういうわけで、今回の価格改定を機会に冷静に考えてみたところ、静観という結論になりました。買わないったら買わないんだからねwww こうやってブログに書いておけば、ある程度の歯止めにはなるでしょう。

9月から始まるキャッシュバックキャンペーンの対象になっているα7R IVも魅力的ではあるのですが、そろそろ第五世代の噂も聞こえてくる頃合いです。α7R Vの様子を見ながら、ベーシックモデルも第四世代を見送って第五世代で検討してみようと思います。世代を合わせておくと、縦位置グリップが共用できて便利ですし。

ボディについてあれこれ考えるよりも、手元にあるレンズでいろいろな写真を撮影して楽しむのが先決ですね。道具は買って満足するためにあるわけではなく、使うためにあるのですから。

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