Godoxのワイヤレスフラッシュトリガーに対応したクリップオンのフラッシュを購入しました。
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Godoxのクリップオンタイプのフラッシュはいろいろなタイプがラインナップされていますが、その中でも最もベーシックなTT600を選びました。TT600はTTLオートに対応せずマニュアル発光のみです。主な用途がブツ撮りで露出はマニュアル設定するため、TTLオートに対応していなくても問題はありません。
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お手頃な値段ながらも、割としっかりしたケースが付属します。
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ケースから取り出して、本体とご対面です。カメラに取り付けた際の背面側には、操作部と液晶ディスプレイが配置されています。SETボタンとダイアル周りはXproと同じ雰囲気のインタフェースです。電源スイッチがスライドスイッチなところもXproと共通です。
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前面にはAF補助光のライトが配置されています。DC電源入力のコネクタもありますが、私の場合は使わないかな。
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カメラとの接続部です。TT600はソニー用と汎用の2機種がラインナップされています。ソニー用はマルチインターフェースシューに対応させるため、端子部が他とは異なります。今回はクリップオンではなくオフカメラのみで使うつもりなので、汎用を選びました。クリップオンで使う場合は純正を使います。
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ボタン類はフラッシュとしてはオーソドックスなつくりです。Zoomボタンで、20mmから200mmまでの画角に合わせて配光を変えられます。上位機種はXproから配光を設定できるようですが、TT600はフラッシュ側での設定のみ対応です。私の用途はブツ撮りなので、ディフューザー使用を前提に24mm固定で使うため、Xproから設定できなくても問題ないはず。
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発光部は垂直方向に-7から90度の範囲で向きを変えられます。天井バウンスから直接照射までお手のもの。
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水平方向には0から360度まで、つまり左右方向に180度回転することができます。クリップオンで使うには便利そうです。オフカメラなら本体ごと向きを変えればよいので、今回は出番なしかな。
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バッテリーは単三電池4本です。eneloopを使った場合のサイクルタイムは最長で2.6秒とのこと。リチウムイオンバッテリー採用のV1やV860だと1.5秒とさらに高速です。ポートレートだと撮影リズムに影響するのでサイクルタイムは短い方がよいでしょうが、ブツ撮りなら問題ない範囲でしょう。
ワイヤレススレーブに設定してXproと組み合わせて使ってみたところ、問題なく発光できました。XproからならTTLオートも使えそうな雰囲気でしたが、マニュアル発光で使うことにします。全体的には満足なのですが、スレーブ設定するとAF補助光のライトが点滅し続ける上、設定などで点滅を止める方法がない点が唯一の難点です。仕方ないので黒いビニールテープを貼って塞ぎました。
お手頃な値段でワイヤレスフラッシュシステムが構築できて、動作も問題なく満足です。これならニッシンのフラッシュから全面的に乗り換えてもいいかな、と思ったのですが、下取りが二束三文だったのでニッシンも手元に残しておこうと思います。