ライドの記録

潜水艦とカレーと多島海を満喫!!かきしま海道ライド!!

はじめに

前回は、新岩国を出発して、周防大島を一周してから岩国でグルメを堪能するところまでを書きました。

瀬戸内のハワイ!?蒼い海と空を満喫する周防大島一周ライド!!はじめに 念願の小豆島一周を果たした私、次の一周はどの島にしようかしら、と地図を片手にあれこれ妄想する日々を過ごしていました。淡路島、...

翌日も時間がとれたので、岩国に宿泊して翌日のルートを検討しました。瀬戸内の7海道のうち、まだ走ったことがないかきしま海道が近くだったので、かきしま海道を走ることにします。呉を経由してかきしま海道を走り、切串から宇品へフェリーで渡って広島から帰るルートです。

天気もよさそう、今日も瀬戸内の海と空を楽しめそうです。

安芸の宮島を横目に進む

まずは、岩国から国道2号線を進んで広島に向かいます。

朝早いうちに出発したので、交通量がさほど多くなく走りやすかったです。

連休の中日ということもあって、さらに交通量が少ないのかも。

しばらく進むと、海沿いの快走ルートになってきました。

いい景色。今日も快晴です。

ありがたいですね。

これだけのサイクリング日和は珍しい。全国でもサイクリストたちがライドを楽しんでいたみたいです。

そうこうしているうちに、安芸の宮島への入り口、宮島口に到着です。

ここから船で宮島に渡れるのです。今回は時間の関係で眺めるだけ。次は宮島に渡って観光したいものです。

早めの時間帯でしたが、お客さんは多め。やはり連休の効果ですね。

広島から呉へ

宮島を後にして、広島から呉へ進みます。広島市街の2号線は混雑するので、広島の手前から2号線を外して進みました。

壁のような激坂!船が通過する高さを稼ぐため、ちょっとしたヒルクライムになるほどの高さがある橋です。

橋を越えると、まっすぐな道でした。交通量はほどほどですが道幅が広く2車線で走りやすかったです。

橋の上からの景色です。レガッタの練習ですかねー。

雲一つない快晴。思わず笑顔がこぼれます。幸せ。

国道31号線に乗り換えて呉を目指します。ここも海沿いの絶景ルート。以前とびしま海道に行った際に走ったことがあるので、ところどころで記憶が蘇りました。

呉に到着です。さすがにこの時間になると、観光客が多かったですね。自衛隊施設の見学は長蛇の列でした。

下から見上げる景色が新鮮。

港町珈琲店でお昼ごはん

さて、いい時間になったのでお昼ごはんです。今回は港町珈琲店にお邪魔しました。潜水艦を眺めながらランチやティータイムを楽しめるお店です。

入り口はコンビニの二階にあります。今回はテラス席を使わせてもらいました。ずいぶん涼しくなって、テラス席が気持ちいい季節になったものです。

メニューはいろいろありますが、初めてなので海自カレーを頼まざるを得ない。呉のあちこちで、艦ごとの独自レシピを再現したカレーを供していて、港町珈琲店では潜水艦「くろしお」の味を再現しているとのこと。

まずはサラダから。しゃきしゃき新鮮でドレッシングとの相性もよく、美味でした。

来た来た、来ましたよ。これがくろしおのカレーですか。ルーは甘めですが、スパイスが効いていて後から辛みが追いかけてきます。牛筋の旨みが十分に出ていて、美味でした。大盛で注文すればよかったかも。

カレーにはドリンクバーが付いてくるのも嬉しい。ジュースにマンゴージュースがラインナップされているのも嬉しいですね。ちなみに、これはドングリです。

テラス席からは、触れ込み通り潜水艦が見えました。潜水艦を眺めながらカレーを楽しみ、ドリンクバーのマンゴージュースでのどを潤す。のんびり充実した時間が過ごせました。平日はランチにピザ食べ放題が付くとのこと。ぜひ平日にも訪れたいものです。

潜水艦を眺める

十分休憩できてお腹もいっぱいになったので、潜水艦を眺めに行きました。

シックな看板です。潜水艦桟橋は、もちろん一般人立ち入り禁止です。

桟橋に立ち入らなくても、潜水艦がよく見えます。愛車と絡めて一枚。

護衛艦と潜水艦。たくさん見えるからありがたみも少ない、かも。

うーん、かっこいい。

実は反対側にも潜水艦が停泊していました。

青い空と白い雲にグレーの艦が映えますね。

すごい勢いで水が噴き出しています。

何をやってるんだろうなぁ。すごいなぁ。ぼーっと眺めていても飽きません。

とはいえ、目的地のかきしま海道に行くため、先に進むわけです。

音戸の瀬戸を渡船で渡る

呉からしばらく進んで、かきしま海道の入り口である音戸ノ瀬戸に到着です。対岸の倉橋島には音戸大橋を通って渡ることもできますが、せっかくなので渡船をつかいます。

音戸渡船は日本一短い定期航路です。向こう岸がすでに見えているほど近い!

運航時間帯の中で、随時運航しています。船が向こう岸にいた場合は、呼べば来てくれるという仕組み。

タイミングよく、午前中の最終便に滑り込むことができました。

船の上からは、また違った景色が見えて楽しい。

橋をこの角度から眺められるのは、音戸渡船だけ!

自転車は特に固定されません。自分で気をつける必要があります。渦潮ができるほど潮の流れが早くて複雑なので、たまに船が揺れます。自転車が海にドボンしないように注意。

対岸までは3分程度。あっという間の船旅でした。

12:00〜14:00がお昼休みです。

自転車150円。原付バイクも乗れるんですね。

歴史と趣を感じる看板です。音戸渡船、よい体験でした。

かきしま海道を行く!

渡船を降りて倉橋島に足を踏み入れました。いよいよかきしま海道の始まりです。

切串まで64km。要所要所でブルーラインが引かれていて、迷う心配はなさそうです。

まずは東に進んで、大浦崎公園に到着。ここはキャンプ場と海水浴場がセットになったレジャースポットです。

今年は海開きしていないため、泳いでいる人は少なかったです。

キャンプ場は大賑わいでした。キャンプやアウトドアが流行しているってのは本当なんですね。

水産海洋技術センターがあるからか、少し変わった目をひくものがいろいろありました。これは養殖に使うのかな。

瀬戸内海のおだやかな海面です。癒やされるなぁ。

八幡山神社です。立ち寄りスポットにふらっと立ち寄れるくらい余裕を持ちたいです。ルートを引くときに、距離を欲張らないようにすればいいんですけどね。今回なら、大畠から広島か呉まで輪行して距離を圧縮すればよかったのかも。でも、初めての道を走りたい欲求もあって、なかなか折り合いを付けるのが難しいです。

またまた、海沿いの絶景ルートを進んでいきます。交通量が少なくて走りやすく、景色もよい道で嬉しい。

早瀬大橋を渡る

倉橋島の中ほどをショートカットして、江田島に渡る早瀬大橋に向かいました。倉橋島の南側や南西側にも行ってみたかったんですが、時間の都合でショートカットしました。日没までにはゴールしておきたいですからね。

橋を下から見上げた後は、ループ状の道をヒルクライムして早瀬大橋に向かいます。

橋のたもとにモニュメント。

早瀬大橋は、左右に歩道があります。橋の上で止まって写真が撮影できるので、橋の歩道は大好き。

高所から見下ろすアングルだと、ドローン空撮感が漂いますね。ドローンも面白そうなので、いつか挑戦してみたいです。

江田島市に突入です。

これだけの高さがあれば、船も余裕で通過できますね。

思わず、のんびりと船を眺めていました。この船は、どこから来てどこへ行くのか。

江田島を走る!

早瀬大橋を渡って江田島に入り、国道487号線を進んでいきます。

相変わらずエメラルドグリーンの透明感あふれる海。

いい景色です。

海に突き出た妙な人形。かかし?

ブルーラインは国道から外れて、オーシャンビューの快走路を案内してくれました。

底が見えるほど透明な海。海水浴できたら気持ちいいでしょうね。

工場の中を通ったり、海沿いの道だったりと表情豊かなルートでした。面白い!

瀬戸内の海道は、全体的に海が近いですね。まるで海面を走っているような感覚になります。

場所によってはガードレールもなくなって、海との一体感がさらに強まります。

黒は引き締まっていてかっこいいけれど、この青に映える色の自転車もうらやましい。オーダー塗装やオーダーバイクに手を出してみたくなりますね。

海と空の青を満喫しながら、先に進むのでした。

豪雨災害の被害による通行止めは、少しずつ復旧しているようです。今回のルートは通行可能。早く完全復旧するといいですね。

終盤は、ひたすらペダルを回して休憩なしに走りきりました。絶景の中を無心にペダルを回して進む幸せよ。

切串港から宇品港へ

ここからは、切串港から宇品港までフェリーで渡り、広島駅でゴールの予定です。

乗船手続きはなく、船内できっぷを買う方式です。

ロードバイクは4台。道中でお見かけした方もいた、ような…

向こうに見えるのが広島の市街地です。こうしてみると、すぐ近くですね。乗船時間も30分程度と短いです。

いざ出港。さらば江田島。

さっそく船内を散策です。西を見ると瀬戸内に沈む夕陽が見えました。

東を見ると、朝通ってきた呉方面が一望できます。来た道を眺めるのは格別の喜びがあります。

徐々に近づいてくる広島。

車もほどほどに乗っていました。みなさん観光なのかな。

ブリッジと同じフロアまで立ち入り可能でした。さすがにブリッジ内は立ち入り禁止。

高いところからひと味違ったアングルで写真撮影できて、楽しい。

切串港があんなに遠くへ。フェリーでショートカットすると速いですね。

高速船です。さすがに速いです。

あっという間に追い抜かれました。輪行状態にすれば高速船にも乗船可能だったはず。ルートに組み込んでみても面白いかも。

しばらくして、広島は宇品港に到着です。宇品港から広島まで5kmほど市街地ライドして広島駅でゴール。無事にライドを完了しました。

お好み焼 きゃべつ

せっかくの広島、帰る前にお好み焼を食べることにしました。広島駅前には、お好み焼のお店が集まった屋台村的な場所「お好み物語駅前広場」があります。駅ナカほど混雑せず、かといって街に出るほどは遠くない、絶妙の立地です。

さっそくふらっと行って、よさそうなお店にイン。

きゃべつ | ひろしまお好み物語 駅前ひろば

入ったのは「きゃべつ」さんです。

屋外で輪行作業をしていたので、すっかり身体を冷やしてしまいました。ぼやっとした頭で、とりあえずおすすめナンバーワンのスペシャルを注文。アツアツのお好み焼で身体の芯から暖まりました。もう一枚、別のお店に挑戦してみたかったのですが、新幹線の時間の関係で泣く泣く諦め、帰路についたのでした。

おわりに

晴天に恵まれた2 Days、周防大島とかきしま海道という初めての場所を楽しむことができました。どちらも海あり山ありグルメありの、走りごたえと楽しみのあるステキな場所でした。行きそびれた場所がたくさんあるので、また行ってみたいと強く思いました。

一方で、まだまだ走ったことがない道、行ったことがない場所もたくさんあります。行きたい場所が多くて困ってしまいますね。行きたい場所に行くには、人生は短すぎる!これからも人生を楽しむべく、いろんな場所に行ってみたいものです。

今回の軌跡

参考

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