ライドの記録

瀬戸内のハワイ!?蒼い海と空を満喫する周防大島一周ライド!!

はじめに

念願の小豆島一周を果たした私、次の一周はどの島にしようかしら、と地図を片手にあれこれ妄想する日々を過ごしていました。淡路島、小豆島、しまなみ海道、とびしま海道、四国と、地図を西に向かって眺めていくと、あったじゃありませんか、まだ行っていない島。

それは周防大島でした。

周防大島は山口県東部の瀬戸内海に浮かぶ離島です。本島の周防大島(屋代島)と本州は大島大橋でつながっていて、自転車でも行くことができます。周囲には5つの有人島が浮かび、そのうちのひとつ、沖家室島とは沖家室大橋でつながっています。

最近では周防大島サイクリングアイランド協議会が設立されて、サイクリングもおすすめされているみたい。これは楽しめそうですよ。期待が膨らみます。

周防大島へのアプローチは新幹線を使うことにしました。島内で一泊してのんびり過ごしたかったものの、折しも世間では連休のさなか、島内の宿泊は難しく市街地に宿泊することにしました。日帰りでもよかったのですが、せっかく山口まで行ったんだから新幹線代を有効活用したかったんですよ。周防大島の外周を一周すると、だいたい120kmほど。島へのアプローチを含めても、一日でまわりきれると考えて、新岩国スタート、周防大島一周、岩国ゴールのルートを引きました。

宿泊ライドの荷造りと輪行準備をして、ささっと出発です。

新岩国から錦帯橋を横目に大畠へ

まずは新幹線で新岩国まで輪行です。車両最後尾の大型荷物スペースにも慣れたもの、特にトラブルなく新岩国に降り立ちました。

駅前にはサイクルスタンドが設置されたサイクルピットがありました。ありがたいですね。駅では工具やフロアポンプも借りられるようです。幸い、私には必要ありませんでした。

ずいぶん涼しくなって、過ごしやすくなりました。サイクルピットは日陰だったので、風が吹くと寒く感じるほどでした。日向に出たら夏の気温なので、ウィンドブレーカーの出番はないかな。身体が冷えないうちに、ささっと輪行解除して出発です。

いきなりの観光スポット、錦帯橋です。名前は知っていたものの、実物を見るのは初めてです。岩国市街からはずいぶん離れているんですね。新岩国スタートのルートでなければ、寄らなかったと思います。機会を作れてラッキー。

錦帯橋は、5連のアーチが美しい木造橋です。おだやかな川面に山の緑が映り込んで、いい景色。

錦帯橋の周辺では、春に桜、秋に紅葉が見られますが、今はどちらもシーズンオフ。次はどちらかのシーズンにゆっくり時間をとって訪れたいものです。旅は見所を次に残すくらいがちょうどよい。

錦帯橋からしばらく道なりに進み、藤生の交差点から国道188号線に合流です。ここからは海沿いの快走ルート。折からの晴天もあって、海を見ながらの素晴らしいライドを楽しめそうです。

はい、この絶景です。

青い空と海、白い雲。来てよかった。

この砂浜で、一日中ぼーっと過ごせたら最高だろうなぁ。

でも、周防大島では周防大島ならではのいい景色が見られるはず。

愛車の写真を撮影しつつ、先に進むわけです。

このボート、海だとちょっと無理ないですか!?

それにつけても南国感あふれる風景です。周防大島は瀬戸内のハワイとも呼ばれるそうですが、ここも十分ハワイっぽい!?ハワイに行ったことはありませんけどね。いつか行ってみたい!

近くには、船のカタチをした風変わりな建物がありました。地元の由宇町に関する歴史民俗資料館です。さすが海の町。

橋を渡って周防大島へ

しばらく走ってループになったヒルをクイッとクライムすると、周防大島への橋、大島大橋の入り口に到着です。

行き先にある「周防大島」にワクワクせざるを得ない!

橋の東側に歩道があって、自転車も歩道を走るように案内されます。

うん、危ないからね。歩道を走ろうね。歩道なら立ち止まって写真を撮影したりできるわけです。車と違ってお得!

眼下に広がるエメラルドグリーンの瀬戸内海に、心が躍ります。これは楽しいライドになりそうですよ。

大島大橋を渡りきって振り返ると、橋が一望できました。100kmほど走って、また帰ってくるからね。

島の入り口では、SUO-OSHIMAのロゴが迎えてくれました。島一周ライドの始まりです。

周防大島の北側を行く

島一周ライドの定番に従って、時計回りで進みます。島の北側を東に進むわけです。周防大島の北側は国道437号線になっていて、道沿いには観光客向けの飲食店がぽつぽつと存在します。南側は地元の集落になっていて、島一周すると周防大島の異なる風景が見られる予感。

ともあれ、景色がよすぎて先に進まない問題。

大島大橋を望む。来た道を振り返ると気分が爆上げですよね。

底が見えるほど透き通った海。いつまでも眺めていたい。

釣りに興じている人もたくさんいました。

場所と角度によって海の色が違って見えます。不思議。

ぽつんと浮かぶ離島。写真で見るとなんだか作り物のように見えます。

南国のように透明感あふれる海。瀬戸内のハワイを名乗るのも納得!?

嵩山へヒルクライム

さて、周防大島の最高峰は嘉納山ですが、山として美しいのは嵩山とのこと。山頂には展望台があるので、ヒルクライムに挑戦してみました。6kmで600m upだから、平均斜度10%で割とキツいヒルクライムですよね、と思っていたら、いつまで進んでも登りが現れません。

ようやく登りが現れる頃には、かなりの距離を進んできていました。これ、残りのどこかが10%を超える激坂になってるってことですよね。イヤな予感。

はい、予感的中。いろんな坂をクライムして、坂に対する感覚が身についてきたようです。嬉しいような、悲しいような。だいたい15%、ときには20%近い激坂が現れる厳しいヒルクライムでした。斜度が10%を切ると平坦に感じるほどの激坂続き。

おまけに落ち葉や落石、それにひび割れで路面状況は今ひとつ。たまに車も通る鬼畜ぶりでした。斜度がキツいと、一度止まると再スタートが難しいんですね。身をもって体験しました。

無理してもいいことはないので、車をやりすごしつつ休憩しつつ登っていきました。落車や転倒がなくて幸いでした。こりゃーダウンヒルはさらに厳しいな。

何とか無事に山頂に到着です。

控えめに言っても絶景。絶景しかない世界です。

山頂にはパラグライダーのフライトポイントがあります。フライトポイントでは周囲に遮るものがないので、絶景ポイントになりがち。そういえば、小熊山もパラグライダーのフライトポイントでした。

いつまでも眺めていたい絶景。

明日に向かってテイクオフ!!

ヒルクライムはしんどかったけど、ここに来てこの景色を自分の目で見られてよかったです。

さて、ダウンヒルは予想通りの厳しさでした。少しでも気を抜くとスピードが出すぎてしまいます。たまに対向車も来てスリル満点。幸いアルミリムのデュラエースホイールだったので、カーボンリムホイールよりは気を遣わずにブレーキングできました。カーボンリムホイールだったらリムを壊していた自信があります。やっぱりカーボンリムホイールはディスクブレーキがよさそう。新しいバイクが欲しくなりますね。

海沿いの国道437号線に戻って、再び東に進みます。相変わらず海はキレイで、思わず立ち止まって写真撮影に興じてしまいます。

しばらく進んで、今日のお昼ごはんポイントに到着です。

道の駅サザンセトとうわでお昼

サイクルスタンドに自転車を置いて、郷土料理レストランへGo!

サイクルウェアで入店すると、ソフトドリンクを無料でサービスしてくれるサイクリストフレンドリーなレストランです。

メニューは店長おすすめ定食を選びました。迷ったらメニューの左上か店名冠系の法則です。

揚げたての天ぷら。アツアツが美味しい。

外せない海の幸。新鮮そのものでした。

すぐ近くに観光スポットがあったり、ハワイアンショーのステージ(今は休止中)があったりと、なかなかに独創的な道の駅でした。またゆっくり再訪したいものです。

伊保田港へ

午後からは、さらに東へ進んで伊保田港を目指します。

午後からは雲が広がって、青空は見えなくなってきました。ちょっと残念。

柔らかい光で撮影できるので、曇りも悪いことばかりじゃありません。

曇り空のおかげで直射日光にさらされず、気温が上がらず快適に走れます。

絶景に目を奪われながら、先に進んでいくわけです。

海に突き出た堤防。いい雰囲気です。

鳥がたむろする砂浜。

そして向こうに見えるのは釣り船。これだけキレイな海なら、船の上から眺めても楽しいだろうなぁ。

鳥たちも思い思いの格好でくつろいでいます。

さらに東へ進んで伊保田港を通り過ぎ、周防大島の先っちょに到着しました。

キレイな砂浜には人影もなく、落ち着いた雰囲気でした。さすがにこんな場所まで観光客は来ないみたいです。

アプローチがこんな道ですからね。おまけに平日は工事で通行止めとのこと。この日は工事がお休みで、たまたま通れたのでした。幸運でした。

地元の方とおぼしき人が、釣りに興じていました。こういう景色を見ると、釣りもいいなぁ、と思っちゃいますね。

周防大島の南側を行く

周防大島の先っちょから少し戻って、県道60号線に入り島の南側を目指します。

いい雰囲気のトンネルを抜けると、大字油宇です。

レトロないい雰囲気の建物があるぞ。

なんと公民館でした。歴史を感じされる風合いです。いいなぁ。

周防大島の南側は観光地化されておらず、集落もまばらです。

淡路島の西側が似たような雰囲気だと感じました。もっとも、淡路島より集落のない区間距離が長いです。ところどころに自販機があるので補給に困ることはありませんが、補給はできるときにしておくべき区間です。

集落がない分、自然の絶景を楽しめるわけです。

森の中に突如あらわれたツリーハウスです。近くにはコテージの案内がありました。宿泊できるんでしょうか。

鳥たちの離陸風景です。

沖家室島への橋です。海の上を渡る橋ってステキ。また宮古島に行きたいなぁ。

大雨の爪痕です。通れるだけありがたい。

島の南西部まで来ると、平坦も多くなってきて快走できました。雰囲気が淡路島にそっくり。快走ルートなのもそっくり。

夕陽は見えませんでしたが、夕焼けが見えました。

明日もいい天気だといいなぁ。

さらに進んで、ようやく大島大橋が見えてきました。橋が見えてほっとするのも淡路島と同じですね。島一周の楽しみかもしれません。

大島大橋を渡って本州に戻ったら、国道188号線をひたすら進んで岩国市街に到着、無事にゴールできました。

岩国縁家で晩ごはん

ほどよい時間にゴールできたので、今日はコンビニじゃなくて地元グルメを堪能できそうです。いい感じのお店を探して飛び込みました。

岩国縁家

岩国駅の近くにある串焼きと海鮮のお店「岩国縁家」です。

おひとりさまということもあったのか、予約なしでもスルッと入れました。連休中でお客さんの入りはまずまずで、後から来たおひとりさまは待たされていたりお断りされたりしていたので、ラッキーでした。

メニューはおつまみ系と串焼き、それにご飯ものとオーソドックスな居酒屋メニューです。

今日のおすすめ、気になりますね。

はやる気持ちを抑えつつ、お通しに箸をのばすわけです。

まずはおすすめから炭火焼うなぎ串をオーダーしました。お酒に合う濃いめの味付けが、ライドで疲れた身体にしみこみます。

刺身の三種盛りです。カンパチ、タイ、サワラです。肉厚で新鮮そのもの、美味でした。さすが海辺の町、海鮮に外れなし。

れんこんのはさみ揚げです。岩国はれんこんが名産です。ちょうど旬の季節で、おいしいれんこんがいただけました。歯触りが気持ちよく、栄養も満点。いいことずくめのれんこんでした。

続いては、お店の名物 若鶏の半身揚げです。丸っと半身でサーブされて、お店の方が目の前でほぐしてくれます。写真を撮るヒマもなくほぐされてしまったので、丸の写真がありません(笑)

焼き鳥の5種盛りです。弾力のある砂肝から、柔らかな触感の鶏皮まで、バリエーション豊かな盛り合わせです。ライド後はタンパク質補給ですよね。気兼ねなくいただきました。

こちらは豚串です。BUTAKUSHI!ほどよい弾力とスパイシーな味付けで、顎と舌を楽しませてくれました。。

締めは明太子のお茶漬けです。出汁はアゴ出汁をつかっていて、風味豊かでとても美味しい。

いやぁ、堪能できました。幸せ。

おわりに

周防大島の島一周ライド、楽しめました。島の南側は足早に通り抜けてしまったのが心残りですね。次回は島内で一泊して、ゆっくりとまわりたいものです。最寄りの大畠まで輪行して、時間に余裕を持たせてもいいかもしれません。また行きたいスポットが増えて、嬉しい悲鳴ですね。

今回の軌跡

参考

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