少し前に、QNAPの4ベイNAS TS-453Dを購入しました。
TS-453DはQNAPのミドルレンジNASです。Intel CeleronをCPUに採用し、2.5GbEポートやPCIe拡張スロットを備えた高性能なモデルです。
これまではファイルサーバとしてHPのMicroServerにPC向けのOSをインストールして使ってきました。特に不満はなかったのですが、筐体の大きさやファンの騒音が気になってきたことと、QNAPのラインナップが拡充して汎用PCサーバでなくても大抵のことができるようになったことから、思い切って買い替えました。
2.5GbEが2ポート、PCIe Gen2が1スロットを高らかにうたったステッカーです。うちには1GbEのスイッチしかないので、2.5GbEの性能は未知数ですね。HDMIポートからは動画や写真を出力できますが、TV近くには設置しないので宝の持ち腐れですね。
HDDスロットは半透明のカバーで覆われています。剥き出しよりもスッキリして見えますね。カバーはロックがかけられるので、誤って外れてしまうこともありません。
大きさは17x17x22.6cmと、小型のメロン箱くらいのサイズ感です。MicroServer
が21×26×26.7cmだったので、ひとまわり小さくなりました。実物は数値以上に小さく感じます。買い替えは小型化が主目的だったので、ばっちり狙い通りです。
背面です。ファンは大型で低回転のため、騒音はさほど気になりません。むしろHDDの振動の方が気になります。あまりにも気になったので、別で騒音対策のワッシャーやスペーサーを取り付けました。
左上に見えるのがPCIeスロットです。10GbEカードやNVMe SSDを増設できるカードがオプションとしてラインナップされています。NVMeでM.2 SSDを増設して、キャッシュやシステム領域として使ってみたいですね。
USBポートは2.0が3ポート、3.2 Gen 2が1ポートです。前面にもUSB 3.2 Gen 2ポートが1ポートあります。USBポートにはバックアップ用のUSB HDDを接続して使っています。
HDDベイは4つ、いずれもホットスワップ可能です。MicroServerから流用したHDDを4台取り付けて、ファイルサーバとして活躍しています。AWSなどのクラウドと連携してバックアップを取れるので、そのうち試してみようと思います。