ライドの記録

伊豆半島をぐるっと一周!!過酷な244km 3400m upのイズイチライドに挑戦!!【夏の盛りの富士・伊豆・箱根】【DAY 2】

はじめに

夏の盛りに富士方面へ行く旅ライド、前回は富士山のまわりをぐるっと一周して新富士で泊まるまでを書きました。

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2日目以降の予定はかっちり決めていないため、地図とにらめっこしながら行き先を検討します。基本的には東に進んでいくことにして新富士から東を見ると、いい場所があるじゃありませんか。ずばり、伊豆半島です。風光明媚な観光地がたくさんある伊豆半島。美しい海岸線と山々を楽しみながら、魅力あふれるライドができそうです。

半島一周の定番にしたがい時計回りでルートをとって南伊豆あたりで一泊し、2日かけて伊豆半島をまわろうと思ったのですが、日程の関係で宿が軒並み満室、1泊5万円を超えるような場所しか空きがありません。現地で宿無しは不安が残るので、いっそ1日でまわりきることにしてしまおう、そうしよう、とよく分からないノリで決めてしまいました。

後からよくよく考えてみると、反時計回りでルートをとって東伊豆で一泊してもよかったんですね。そのときは全く思いつきませんでした。事前に計画を立てるって大事だなぁ。

ともあれ、久々の挑戦的なライドの始まりです。

新富士から亀石峠を抜けて

新富士から伊豆半島へのアクセスは、沼津を経由することにしました。沼津までは、県道380号線を使うことにします。

今日は長距離を走るので、早起きして早めに出発です。交通量が少なくて走りやすい。

道路には青い矢羽根。自転車に優しくて嬉しいですね。

途中、自転車通行禁止のバイパスを回避するために町中を抜けていきます。早朝で人が少ないとはいえ、慎重に進みます。

再び県道に合流です。このルートは、大阪〜東京を走る、いわゆるキャノンボールルートの一部とのこと。いつか挑戦してみたいものです。

もくもくとペダルを回して、いいペースで沼津駅前に到着です。ここからは、国道414号線を南に進みます。

イズイチの定番ルートでは箱根旧道を絡めるらしいんですが、距離と獲得標高がかさんで完走に不安が残ることから、箱根旧道の南側、亀石峠を経由して伊東に抜けるルートを選びました。初日のサラ脚ならともかく、160km 2000m upの翌日に、250km 4000m upのルートは自分の実力に見合わないと判断しました。

伊豆長岡の温泉街を抜けていきます。この日は伊豆長岡で泊まるのもよいなぁ、と思いましたが、ルートからは夜遅くなる予感しかしなかったので、あきらめます。温泉旅館は15時早々にチェックインして、のんびり過ごしたいですからね。

峠の麓にあるコンビニで休憩したら、ヒルクライムの始まりです。

途中、サイクルスポーツセンターの横を通ります。オリンピックの準備でしばらく閉鎖とのこと。

ひたすらペダルを回して、亀石峠のピークに到着です。

宇佐美までダウンヒルして伊東経由で下田へ

ここからは、右手に進んで宇佐美までダウンヒルした後、東伊豆を南に進みます。

左に進むと伊豆スカイライン、自転車では通れないのが残念です。

5kmほどの長いダウンヒルが終わると、宇佐美です。暑い日のダウンヒルは気を遣いますね。この自転車はアルミホイールなので、カーボンクリンチャーにくらべるといくらかは熱に強いですが、ブレーキをかけ続けるといずれは熱でチューブがバーストします。ディスクブレーキの自転車が欲しくなりますね。

宇佐美から少し南に進むと、伊東です。

伊東はろんぐらいだぁすの聖地でもあります。主人公が初めてのナイトライドで目的地にしたのが伊東です。道の駅に足湯があって、休憩スポットとして魅力的ですが、今回は先を急ぎます。

せっかくなので、内陸の国道ではなく海沿いの県道を進みます。海沿いの県道はアップダウンが激しい。さすがリアス式海岸の海沿いルート、アップかダウンのどちらかで平坦がなく、心と脚が削られますね。

アップダウンが激しい分、眺めは抜群です。

ゆっくり写真撮影にいそしみたいものです。

下田でお昼ごはん

もくもくとペダルを回して、南伊豆の入り口、下田に到着です。幕末に黒船が来航したところですね。歴史の授業を思い出します。

ちょうどよい時間なので、道の駅でお昼をいただきます。

地場産の金目鯛です。煮付けか刺身で迷いましたが、やはり煮付けでしょう。

脂がのっていて大変美味でした。お昼のピークで多少待ち時間があったものの、待った甲斐がある美味でした。他に回転寿司のお店があったので、次は寿司に挑戦したい。

石廊崎から西伊豆へ

道の駅で休憩して元気いっぱい。午後も張り切って進みます。

しかし、暑いですね。

熱中症にならないよう、こまめに水分補給します。南伊豆から西伊豆はコンビニが少なく、場所によっては自販機すら存在しない区間が長く続きます。この暑さで水分不足は致命的なので、補給できるタイミングでこまめに補給していきます。

石廊崎に到着。駐車場からは少し歩くので、今回はあきらめます。次回は余裕を持った行程で観光を楽しみたいですね。

石廊崎の近辺は、実はアップダウンが激しいです。国道136号線をショートカットすれば、距離も獲得標高も少なく抑えられます。

でも、せっかくなのでフルスペックのイズイチをやってみたいですよね。

下田から西は鉄道がなく輪行でエスケープできないので、体力と時間をにらみながら慎重に進みます。日没後のナイトライドになりますが、体力と脚に問題はなさそうです。

あいあい岬の展望エリアより。ここからしばらく補給ポイントが少なくなります。頭では分かっていたものの、予想より激しいアップダウンで進みが遅くなり、ガソリンスタンドの自販機で補給する羽目になりました。途中のペンションやカフェが軒並み休業だったことも痛いですね。補給は計画的に。

さらば、南伊豆。

西伊豆を抜けて

いよいよ後半のピーク、西伊豆です。

リアス式海岸の海沿いらしく、登る〜トンネル〜下るの連続です。四国一周の宇和島を思い出しますね。

アップダウンが激しい分、眺望はいい感じです。駿河湾を一望できます。

土肥にある旅人岬です。ここから一山越えた戸田で日没を迎えて、ナイトライドに突入です。

大瀬崎をまわってから、朝通った国道414号線にたどり着くまで、街灯が一切ない山中のナイトライドでした。ヘッドライト2灯装備が威力を発揮しました。雲がなければ星が綺麗に見えたと思うんですが、残念ながらあいにくの曇り空。いつかキレイな星空を見てみたいものです。

国道414号線に戻ってからは、朝通った道を進んで沼津でゴールにしました。温泉は、次の機会にとっておきましょう。

終わってみると、244km 3400m upと、かなり過酷なライドでした。無事に完走できてよかったです。1ライドでは過去最高の獲得標高でした。完走できたことは、大きな自信になりますね。

さて、明日はどこを走ろうかな?

今回の軌跡

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