はじめに
すでに昨年の話になってしまいましたが、人生で初めて青森に行ってきました。津軽海峡冬景色にも登場する龍飛岬や、本州最北端となる大間崎、十和田湖や奥入瀬といった観光名所や、津軽のリンゴや大間のマグロなどグルメなど、みどころや楽しみいっぱいの青森を満喫できました。
これから何回かに分けて、旅行記をエントリーしていきたいと思います。
青森までのフライト
青森までの交通手段はいくつもありますが、便利なところだと飛行機か新幹線になります。新幹線なら北海道新幹線が開通したため、東京からなら3時間30分弱で青森に行くことができるようになって、かなり近くなったとか。
とはいえ関西方面からだと時間も費用もかかります。飛行機なら関西方面から2時間弱で青森に到着する上、割安な航空券を使えば費用も抑えられます。いろいろ検討して、今回は飛行機を使うことにしました。
空港に到着したら、まずは預け入れ荷物を預けて身軽になります。お客さん、多いですね。みんなどこに行くのかな。
身軽になったら、空港内のお店でお昼ご飯をいただきました。NICK STOCKのチーズバーガーです。
チーズにビーフパティがどーん。
フォークとナイフがついてますが、かぶりついていただきました。美味。
お腹を満たしたら、搭乗までしばし時間をつぶしながら案内を待ちます。搭乗は徒歩でした。空港の開放感を感じられていいですね。プロペラ機が初めてなので、テンションが上がります。
今回はいろいろあって自転車は持って行けませんでしたが、プロペラ機だと荷室の容量が厳しいので、持ってこられなくて正解だったかも。
プロペラ機はジェット機よりも低高度を飛行するので、地上がよく見えます。
普段は見られない景色が見られてうれしい。
こんな谷筋にも人が住んでいるんですね。
冠雪した山々が険しくも美しく雄大です。
機内Wi-Fiサービスのページで飛行ルートがなかったので、どこを飛んできたのか分からないのが残念です。
そうこうしているうちに、青森空港が近づいてきました。ランディングギアを出して着陸態勢。
無事に青森空港に到着しました。ずいぶんと北のほうまで来ましたが、寒さはそれほど感じないですね。
レンタカーで十和田湖へ
今回も現地の移動手段としてレンタカーを手配しました。カウンターで手続きして、いざ出発です。
車種はヴィッツでした。青森空港から虹の湖を経由して十和田湖を目指します。
途中、道の駅で休憩です。
紅葉がまさに始まりつつあるタイミングでした。赤色が目に鮮やかです。
こちらは十和田湖付近の紅葉です。黄色がまぶしいくらいですね。よい時期に来られたのかも。
十和田湖
国道102号線を抜けて、十和田湖の入り口にある滝ノ沢展望台に到着しました。特別名勝、天然記念物の石碑に期待が膨らみます。どんな景色が見られるのかな。
美しい湖と開放感溢れる大パノラマ、絶景です。
十和田湖は、約20万年前に始まった火山活動により形成されたカルデラ湖です。もっとも水深が深いところで327mと、日本で第3位の深さとか。
十和田湖まわりの一周がだいたい50kmくらいあります。
けっこうな距離になるので、半周したところで日が暮れてきました。
ちょうど雰囲気のよさそうなカフェがあったので、休憩することにしました。
アップルパイとコーヒーのセットです。
青森のリンゴを使っているんでしょうか。酸味があって歯触りもよく、美味しくいただきました。
木のぬくもりが感じられる店内でした。時間に余裕があったらゆっくりしたかったのですが、秋の日は早いのでほどほどにします。
完全に日没をむかえました。
奥入瀬
十和田湖をほぼ一周したら、奥入瀬を抜けて青森市街を目指します。奥入瀬は、十和田湖から流れ出て、岩や樹林をかき分け、滝や清流を成しながら、焼山まで約14km続く渓流です。特別名勝、天然記念物として国の指定を受け保護されており、滝や清流、岩など、たくさんの見所があります。
この時期の奥入瀬は、社会実験としてマイカー規制が行われていました。遅い時間ですでに規制解除されていたので、渓流の横をレンタカーで通ることができました。
迫力ある滝ですね。こんな滝がいくつもあって、見だしたらきりがありません。
苔むした木と渓流の流れ、これもまた絶景ですね。
しばらくすると空も暗くなり、地上も真っ暗。山間部で街灯がないため、ヘッドライトを頼りに暗闇の中をドライブすることになりました。車も少なくて気楽なような、怖いような、そんなドライブでした。
無事に青森市街に到着、ホテルにチェックインしました。
手打ちうどん 花いちもんめ
晩ご飯は、手打ちうどんのお店「花いちもんめ」でいただきました。
住宅街の中にぽつんとあるお店です。
メニューはうどんと海鮮が中心です。しゃれたデザートやエスプレッソも用意されています。
メニューです。これだけ豊富だと迷ってしまいますね。
その日おすすめの黒板メニューもあります。寿司盛りなんか気になりますよね。
店内は家庭的でおちついた雰囲気でした。
青森の地鶏「シャモロック」を使ったうどんを注文しました。
ぐらぐらと鍋が煮えています。こちらにうどんをいれて煮込んだり、つけ汁としてうどんをくぐらせたりしていただきます。濃いめの出汁にうどんがぴったり。
勢いにまかせてお寿司の三種盛りも注文してしまいました。どれも美味しい。海が近いおかげでしょうか。明日以降の青森も楽しみです。
ホテルに戻って明日の準備をしてベッドにイン。フライトでほとんど運動していませんが、運転に疲れたのかすんなりと眠りにつくことができました。明日は津軽半島をまわります。