Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD Model A071α7 III

紀伊大島の樫野埼灯台と橋杭岩

ライドオンすさみに参加するために前泊したので、周辺の観光名所を巡ってきました。

和歌山にはいろいろ縁があって定番の観光地は行ったことがあることも多いです。ただ、何度も訪れることで新たな発見があったり、よさを再確認できたりすることもあります。特に定番の観光地は定番になるだけの力があって、一度限りじゃもったいない。ロケーションを実績解除するような、ラリーのような楽しみ方もありますが、お気に入りの場所を何度も訪れる楽しみ方も、それはそれでステキ。

そんなこんなで、周参見からさらに南側にある紀伊大島に行ってきました。

こちらは紀伊大島の東端にある樫野埼灯台です。明治3年に建造されたこの灯台は、今は自動点灯の無人灯台になっていますが、建設当時は有人でした。旧官舎は東大の近くに現存していて、今は内部を見学できるようになっています。

灯台の内部は非公開ですが、ラセン階段を登って見晴らしのよい場所まで行くことができます。この日は快晴で、青い空と海に白い波が映えていました。

周囲には建物もなく、遠くまで見渡せます。太地町の梶取崎まで見渡せるとか。

外洋に面しているだけあって、晴天ながらも海の表情は荒々しいです。さすが太平洋といったところ。

見上げると灯台の心臓部がうっすらと見えます。これからも海の安全を守ってくれますように。

紀伊大島と串本本土は、くしもと大橋で結ばれています。開通は平成11年です。ゆるやかなアーチが特徴的。この写真では見えませんが、向こう側にループ橋があります。

くしもと大橋を渡って串本に戻り、国道42号線を新宮方面に向かってしばらく進むと、橋杭岩に到着です。

橋杭岩は、串本から大島に向かって約850mの列を成した40あまりの岩柱です。

海の浸食により岩の硬い部分だけが残り、あたかも橋の杭だけが立っているように見えることから、橋杭岩と呼ばれています。

潮の満ち引き次第ですが、岩の近くまで行くこともできます。この日は観光客も多く、みなさん思い思いに楽しんでいました。岩の近くは崩落のおそれがあって危険なので、要注意。

近くには本州最南端の道の駅もあり、休憩スポットとしても最適です。

2Fには橋杭岩を一望できる展望デッキがあります。くしもと大橋も見えますね。

和歌山観光を楽しんだら、前泊地に移動して投宿。この日は晴天だったので、夕日もキレイに見えました。

普段忙しくしていると、日が沈む様子をゆっくり眺める時間は取れないもの。

こうやって何もせずぼーっと過ごす時間が贅沢に感じられるようになったのは、人生の経験を積み重ねたから、かな。

水平線に沈む夕日を見たのは久しぶり。晴れてくれてよかったです。

黄昏時の空を見るのも久々でした。こういった景色をみると、風景写真もいいものですね。風景写真は、そのときその場所にいないと撮影できないので、狙って撮影するのは難しいかな。旅先やライドで出会った景色のなかからステキやカッコイイを見つけてみようと思います。

束の間の休息を過ごした後は、再び日常へ。周参見、串本は相変わらずよいところでした。すさみ南まで高速道路が延伸して、白浜から足を伸ばして訪れやすくなっていたのも実感できました。高速道路をさらに串本まで延伸するための工事も活発に行われていて、ますますアクセス良好になる串本エリア。また改めてゆっくり訪れたいものです。

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