Camera Accessory

H&Y REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm

REVORINGが使いやすかったので、フィルター一体型のREVORINGを買い足してみました。

H&Y / REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm

可変ステップアップリングREVORINGに可変NDとCPLがセットになった「REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm」です。

本体以外に持ち運び用のポーチが付属します。ほどよくクッション性のある素材でできていて、フィルター付きのREVORINGを保護しながら持ち歩けます。さらに厳重に保護する場合は、別売りの保護キャップセットが用意されています。

本体です。フィルター径82mmに対応するために直径が82mmよりも大きくなり、大ぶりな印象です。フィルターの直径も大きくなる分、お値段もそれなりに高くなります。フィルター径の異なる複数のフィルターを買い揃えるよりは安価で、ステップアップリングよりも利便性が高いのが、REVORINGのアピールポイントですね。

製品名は裏側、つまりレンズに装着したときのボディ側に記載されています。使う人から見えるのは裏側ですから、アピールとしては理にかなっているのかもしれません。

REVORINGの構造は、4階層になっています。下側2階層がREVORINGの取り付け機構です。下側2階層をひねることで、レンズへの固定機構がせり出してきます。

上側2階層が可変ND+CPLフィルター部分です。CPLフィルターを2枚重ねたような構造になっていて、偏光面の角度を変えることで透過光の量を制御するしくみです。透過光が最大になる角度と最小になる角度にストッパーが入っていて、可変NDの強度が調整しやすくなっています。ストッパーがないとぐるぐる回転させ続けることができるので、どこが最小でどこが最大か分かりにくいのです。

ここが可変NDの最大点です。ND1000相当とのこと。MINとMAXの間は2, 3, 4, 5の数字が刻印されていて、それぞれ2(ND4相当)、3(ND8相当)、4(ND16相当)、ND5(ND32相当)を表しています。

こちらがMINの状態です。CPLフィルターのような色合いです。パッとみた感じでは色転びはなさそうです。

そしてこちらがMAXの状態です。ND1000相当だけあって、真っ黒です。この状態で広角レンズを利用すると、可変ND特有のX状の色むらが発生します。明るい時間帯の長秒露光などで効果が大きなNDフィルターが必要な場合は、REVORING前面にマグネットで装着できる別売りのNDフィルターを重ね付けして対応してほしいとのこと。

手持ちレンズで最も広角なFE 16-35/F4ZAに取り付けてみました。レンズプロテクターを外せば広角端の16mmでもケラレなしで使えました。広角レンズを使った風景撮影では、PLフィルターとNDフィルターがあると表現の幅が広げられます。

手持ちのフィルターではPLフィルターはフィルター径ごとにひととおり揃えていましたが、NDフィルターは濃さが複数あるので揃えられていませんでした。REVORINGひとつでフィルター径も濃さも異なる複数のフィルターを賄えるのは大変便利です。付け外しも簡単でありがたい。風景写真の撮影が捗りそうです。シャッタースピードや絞りを変えて、いろいろな表現を試してみようと思います。

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