角型フィルターを使うためのフィルターシステムを導入しました。
H&Y、好みの仕様にカスタマイズ可能な3分割構造のマグネット式レンズフィルター「REVORING Swiftシステム」 – デジカメ Watch

可変ステップアップリングREVORINGやマグネット式フィルターシステムを利用中のH&Y製品から「REVORING Swift」システムです。
角型フィルターは、文字通り四角形のフィルターです。レンズにねじ込む丸型フィルターと異なり、上下に動かすことができます。角型フィルターでは、日の出や夕焼けなど画面内に大きな輝度差がある場合に活躍するハーフNDフィルターが有名です。今年は一風変わったことに挑戦しようと考えて、思い切って購入してみました。形や道具から入るのはいつも通りの平常運転ってことで。
角型フィルターは各社からいろいろな製品がリリースされています。よりどりみどりで迷ってしまいますが、マグネット式で取り付け・取り外しが楽そうだったH&Yを選びました。利用中の製品で特に不満がなかったことも背中を押してくれました。
H&Yの角型フィルターシステムは、ホルダー部分の固定がオーソドックスなネジ式のK-Series Mark IIと、固定がマグネット式のSwiftの2種類がラインナップされています。今回は楽さ重視でSwiftを選びました。

Swiftシステムは、A.ベース、B.ブリッジ、C.アクセサリーの3種類の部品で構成されます。ABCそれぞれにいろいろな製品がラインナップされていて、自由に組み合わせることができます。こちらは角型フィルターを使うための最も基本的な組み合わせです。ベースにねじ込み式のマグネティックアダプター、ブリッジにマグネティックブリッジリング、アクセサリーに100mmのフィルターホルダーです。

全てのパーツが磁力式で固定されるため、位置決めのストレスはゼロ。近づけるだけで所定の位置にパチっと固定されます。ベースには異なるフィルター径に対応可能なREVORING可変式アダプターも用意されているのですが、広角レンズでの利用を想定してケラれにくいねじ込み式のマグネティックアダプターを選びました。

こちらはB.ブリッジの別パーツ、ドロップインフィルターラックです。丸型のドロップインフィルターを挟み込むためのパーツです。ドロップインは主にC-PLフィルターの利用を想定しています。他にもブラックミストフィルターやNDフィルター、星撮り用のナイトフィルターなど多彩なフィルターが用意されています。

フィルターは、とりあえずC-PLフィルターとハーフNDフィルターを用意してみました。

ハーフNDフィルターは、ND部分の濃度、ND部分と透明部分の切り替わり方でたくさんの種類がラインナップされています。今回は基本的かつ使いやすいソフトND8を選んでみました。
室内で少し触ったくらいですが、フィルターラックのレンズへの取り付け、角型フィルターの取り付け、角型フィルターの上下移動や回転など、実際に利用する際の動作は引っかかりなくストレスフリーで利用できました。三脚と一緒に持ち出して、夕暮れの撮影に挑戦してみたいと思います。