はじめに

久々に、乗鞍スカイラインでヒルクライムしてきました。

最近、遠出のライドをしていないな、と思って、どこか魅力的な行き先を探していました。とはいえ、忙しない日常にかまけてなかなか行動できず、いつものコースを走る日々を繰り返していました。そんなところに、乗鞍スカイライン開通のニュースと、開通した後の天気予報がいい感じの晴天であることに気づき、乗鞍スカイラインへ行くことにしました。

乗鞍スカイラインは何度か行ったことがあって慣れた場所ではありますが、舗装路で最高地点のプレミア感と、森林限界を超えた場所でヒルクライムできる非日常感で、何度訪れてもよいものです。現地までは車でトランポすることにして、準備を整えいざ出発!

ほおのき平からスタート

いつも通り、ほおのき平スキー場の駐車場へ到着です。乗鞍スカイラインはマイカー規制がかかっていて、自家用車で通行できるのは平湯ゲート前までです。平湯ゲート付近の駐車スペースは、トンネル工事の工事車両や資材置き場になっていて利用不可能なので、ほおのき平の方が安心です。自販機やトイレなど施設も充実していますしね。

それなりの台数が駐車していますが、そもそもの駐車スペースが広大なので問題なし。車から自転車を降ろしている方もちらほら。シャトルバスで畳平に向かう方もいました。

駐車場を後にしてしばらくヒルクライムすると、乗鞍スカイラインの分岐に到着です。たくさんのサイクリストが畳平を目指していました。なんとなく仲間意識があってよいものですね。ペースの合う方とは、この先何度も遭遇することになります。

さらに登って、平湯ゲートに到着です。ここからが乗鞍スカイラインの始まりです。実はここまでに500m弱の獲得標高があります。平湯ゲートからスタートすれば獲得標高を減らせますが、たくさん登った方が楽しいのでヨシ。

ここからはマイカー規制のため、自転車以外の車両はバスとタクシーのみ。交通量が少なくて走りやすいのが嬉しいです。

乗鞍スカイラインを行く!

平湯ゲートを抜けてしばらく進み、夫婦松の展望台(現在は工事のため閉鎖中)を過ぎてしばらく行くと、展望所があります。標高2000mほどの展望所からは、北アルプスの山々がよく見えていました。雲一つない快晴で、絶好のサイクリング日和です。

開通直後だけあって、ところによっては道の両脇に雪が残っています。晴天で日差しが強く汗ばむほどの陽気ですが、風は雪で冷やされているのか冷たく感じて気持ちいい。

ヘアピンカーブの雪溜まりです。まだまだ溶けなさそうですね。

標高が高くなるにつれて、雪が目立つようになってきました。初夏の陽気と雪の対比が非日常感を演出しています。

この辺りが最も高さのある雪壁のひとつですね。

上から見下ろすとこんな様子です。

振り返ると登ってきた道が見渡せます。天空に向かって吸い込まれてしまいそうです。

つづら折りと雪の壁。絶景ですね。見ていて飽きませんし、何度見てもよいものです。

しばらく進むと、またまた雪壁の登場です。見上げるほどの高さで、壮観です。

ペダルを止めて観察したり写真撮影したり、思い思いに楽しむサイクリストの姿が見えました。楽しんでいる様子が素敵。こっちまで楽しくなってくるので。

つづら折りの道を淡々と登って標高を稼いでいきます。

森林限界を超えて木々がなくなり、視界を遮るものがありません。晴天も相まって、眺め最高です。

要所要所に展望スペースが設けられているので、絶景を見逃す心配はありません。せっかくの絶景ルート、あっさり登ってしまってはもったいない。気の向くままに立ち止まって景色を楽しみながら進んでいきます。

しばらく進むと、開けた場所に出てきます。桔梗が原とよばれる一帯ですね。

ここまで来たら、ゴール地点の畳平はもうすぐ。絶景に浸りながら淡々と登っていきます。

畳平にて

しばらく進んで、畳平に到着しました。鶴ヶ池が凍りついているのが新鮮です。以前、乗鞍スカイライン開通後の5月末に来たときは、鶴ヶ池は凍っていませんでした。その年の天候や時期によるんでしょうね。

氷結の鶴ヶ池もまた乙なものです。

県境の看板もいつも通り。畳平に来たからにはチェックしておかないとね。

長野県側の乗鞍エコーラインは雪に埋もれていました。こちらの開通は7月、また訪れたいものです。

エコーラインは、三本滝ゲートや位ヶ原山荘など、途中に休憩場所が豊富でヒルクライム以外も楽しめるんですよね。

雪原に自転車を立ててみようとしましたが、雪が硬くてうまくいかず。

向こうには、スキーやスノーボードを楽しむ人がたくさんいらっしゃいました。リフトがないので大変なんじゃないでしょうか。

畳平の駐車場側から鶴ヶ池を望む。非日常の風景ですね。絶景かな。

畳平はさほど人が多くなく、落ち着いた雰囲気でした。まだまだシーズンは始まったばかり、これから人出が増えていくのでしょう。

いつもの看板で記念撮影。

魔王岳を登る

畳平を一通り散策してから少し時間があったので、近くの魔王岳に登ることにしました。

畳平の気温は11度、日差しがあれば全く寒さを感じません。日陰になったり風が強かったりすると少し寒いかな、といったところです。天候に恵まれました。

魔王岳の山頂までは約15分、ヒルクライムした身体には若干こたえますが、深呼吸しながら落ち着いて進めばあっという間です。

少し高い場所に来るだけでも、視界が開けて見晴らしがよくなります。

北アルプスの山々もよく見えていました。

一通り景色を楽しんだら、下山です。登りよりも下りの方が難しいですね。慎重に。

畳平まで帰ってきました。

銀嶺荘は営業していました。軽食、喫茶、お土産など充実しています。今回は立ち寄りませんでしたが、次回はきっと。

定番の撮影スポットで愛車の写真を撮影。もっといろいろな場所に連れ出したいものです。

名残惜しさを感じつつ、景色を楽しみました。

帰路へ

乗鞍、畳平を満喫できました。そろそろ帰り支度です。

当然ですが来たときとは反対方向で、違った景色が楽しめます。

ダウンヒル一辺倒なので、何も考えずにいるとあっという間に進んでしまいます。せっかくの景色ですから、立ち止まりながらのんびり下っていくことにしています。

バスも自転車も滅多に見かけず、絶景を独り占めできました。贅沢な時間です。

青い空、白い雪壁、コントラストが鮮やかで目に眩しい。

たまにすれ違うサイクリストが、皆いい表情で素敵。楽しみましょう!

慎重にダウンヒルをこなして、スタート地点のほおのき平まで戻ってきました。無事で何より。

この日は宿泊予定だったので、宿泊先に向かいました。

今回の軌跡