ライドの記録

自転車で走れる日本最高所「乗鞍」に行ってきた【後編】

前編からの続きです。

自転車で走れる日本最高所「乗鞍」に行ってきた【前編】準備編からの続きです。 https://www.gufutoku.com/2017/09/norikura-echo-line-1/ ...

乗鞍エコーライン

位ヶ原山荘からしばらく進むと、森林限界を超えて一気に視界が広がります。相変わらず雲は多いものの、たまに青空がのぞいて絶好のサイクリング日和になってきました。

控えめに言っても絶景しかありませんね。日常とはかけ離れた風景が目の前に広がります。

新緑が目にまぶしいですね。空気が澄んでいて、空が近いように感じます。かなり登ってきて疲労もたまっているはずですが、絶景続きで疲れを忘れて先に進んでしまいます。

大雪渓

左奥に見えているのが、大雪渓です。このときは、雪渓がかなり小さくなっていて上下に分離してしまっていました。それでも上部ではスキーを楽しんでいる人がいます。真夏でもスキーができるほどの高所であることを実感します。

見下ろすと、これまで上ってきた道が見えます。つづら折りの山岳道路ですね。海外の山岳レースコースを彷彿とさせる、非日常の光景です。

この辺りが、観光センターから見えていた道です。あんな高いところ、登れるかどうか不安でしたが、意外と何とかなるものですね。

さすが高山、天候が目まぐるしく変わります。ガスっていたと思ったら、あっというまに晴れ間がのぞいたりと、忙しいですね。雲が切れた一瞬を狙って、撮影にいそしみます。

少し先、あの向こうがゴールです。

乗鞍山頂畳平

ついにゴールです。ここが岐阜県と長野県の県境です。看板が大きくて笑ってしまいます。

標高2716メートル、自転車で走れる日本最高所です。やり遂げました!!

畳平です。向こうに見えるのがバスターミナルで、その手前の池が鶴ヶ池です。ここまで来ると、登山の格好をした方をたくさん見かけます。皆さんここから周辺の山々に登っていくんですね。

標高2702メートル、畳平です。

こちらが畳平にある山荘「銀嶺荘」です。宿泊が可能な山荘で、なんとお風呂も入れるそうです。いつか泊まってみたいものです。

バスで来たとおぼしき、登山というには軽装な方もたくさん見かけます。私も登ってみようと思いましたが、時間の都合で見送りです。次はもっとゆっくり来たいものです。

ダウンヒル

さて、畳平を堪能したら、観光センターに戻りましょう。ダウンヒルは冷えるので、ウィンドブレーカーを取り出して着込みます。登りは大変でしたが、下りは30分程度のあっという間です。下るにつれて気温が上がっていくのが実感できて、不思議な感覚でした。

三本滝レストハウスまで戻ってきました。駐車場は満車でした。ソフトクリームをいただこうと思いつつ、時間の都合でスルー。観光センターまで戻って、レンタカーで帰路につきました。

感想

初めての乗鞍、天候にも恵まれて、大変楽しめました。絶景をこれでもか、というほど目に焼き付けることができましたし、位ヶ原山荘でお汁粉を食べられました。

標高が高かったものの高山病の症状は出ませんでしたが、空気が薄くてしんどくなる感覚はありました。特に、三本滝レストハウスからしばらく登ったところが一番キツかったですね。何度か休憩しながらのヒルクライムになりました。次回は足をつかずに登り切るのが目標です。

また、今回はメインカメラとしてα7R IIを背負って登りました。レンズは35mm F2.8の小型単焦点レンズです。ファインダーが結露するというトラブルはありましたが、高画素フルサイズセンサーは十分に仕事をしてくれました。やはりぱっと見たときのくっきり感が違いますね。今後のライドにも積極的に持ち出していきたいです。

とはいえ、小型軽量のミラーレスボディに35mm F2.8の単焦点レンズの組み合わせでも、合計重量が750g程度となかなかのものです。長い登りがあるコースだと、ちょっと不安ですね。車でデポするなら大丈夫かな。

次回は乗鞍スカイラインを使って岐阜県側に抜け白川郷に行く、ろんぐらいだぁすの紗希さんルートに挑戦してみたいと思います。

今回の軌跡

参考

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください